スポーツで痛めた肩

肩を痛めやすいスポーツは、野球・テニス・バレーボール・柔道等があります。
スポーツなどで急に痛めた場合は、取り合えず氷やアイスノンなどでアイシングをし、安静にしてみても痛みがなくならない場合はまず整形外科でレントゲンを撮る事をお勧めします。
※カイロプラクティックは骨折・脱臼の治療が禁じられています。
レントゲンの結果、骨折や脱臼がなかった場合はご相談ください。
スポーツで痛めた肩の障害はそれぞれパターンが違うので、ここでは代表的なスポーツ障害を紹介いたします。

よく起こるスポーツ障害・肩

  • インピンジメント症候群
    肩に付着する腱や関節内にある滑液胞(関節の動きを滑らかにするもの)が、肩を酷使することにより炎症が起きている状態です。
    肩以上に腕を上げると痛みが生じ、夜間痛を訴える事もあります。
  • 腱板断裂
    肩甲骨から上腕骨に付着する4つの筋肉の腱を総称したものが「腱板」です。そこが断裂した状態。
    症状としては肩を上げる際の痛みと運動障害です。
  • リトルリーグ肩
    名前の通り、11歳ぐらいの少年野球選手に多いです。投球による上腕骨近位骨端線の疲労骨折。
    レントゲンでわかる事が多いです。
  • ベネット病変
    肩を酷使し続けて肩甲骨の下部分に骨棘(こつきょく)ができてしまう状態。
    投球フォームではワインドアップ時・加速期・フォロースルー時に肩の後ろから上腕にかけて痛みが生じます。テニスのサーブ、バレーのスパイク時にも起こります。
  • SLAP病変(肩関節窩上関節唇複合損傷)
    上腕骨と肩甲骨の関節は肩甲骨の受け皿に上腕骨のボールのような部分が嵌るような形をしています。上腕骨にある上腕二頭筋(力こぶの筋肉)は肩甲骨の受け皿の部分に繋がっていますが、そこの部分が損傷を受けた状態です。
    投球フォームでは、ボールを離す前後に痛みを生じます。テニスのサーブ、バレーのスパイク時にも起こります。

つばさカイロでの解決法

その症状に至った原因を詳しくお伺いし、それぞれに合わせた検査を行います。
カイロプラクティックの範囲内で施術できる箇所を矯正していきます。
体全体のバランスを整え、故障しにくい体づくりを行います。

※スポーツ障害の場合は他の症状に比べ、よりパーソナルなケアが必要となります。
場合によっては、他の専門機関への受診をお勧めする場合もございます。